国内外向け日英バイリンガルWebメディアのコンテンツ制作

東京都が運営する「TOKYO UPDATES」は、東京都の魅力を国内外に広く発信する日英バイリンガルWebメディアです。その記事制作を担当し、東京都に対する理解度・好感度の向上に貢献しました。

プロジェクトの概要

「TOKYO UPDATES」は、東京都の施策や魅力を多様な観点から発信することによって、東京都に対する理解度・好感度の向上を図るとともに、読者の東京都との関わりを促進することを目的としています。2022〜2023年度にかけて、欧米・アジア圏の意思決定層および一般知識層に向けた英語コンテンツ、東京都の施策に関心がある国内の人々に向けた日本語コンテンツの制作を担当しました。

抱えていた課題

2021年に立ち上がった東京都のバイリンガルWebメディア「TOKYO UPDATES」は、成長段階にありました。まだ世界の知識層における認知度が低く、ファン層が薄かったため、KPIとして設定されていたPVやUUにも、目標まで大きなギャップがある状態。プロジェクト立ち上げ当初からグローバルメディアとしての成長が期待されており、記事のテーマ選定などのほかに、配信する英語記事の品質向上が求められていました。

施策のポイント

外国人視点を取り入れた高品質なコンテンツ制作

グローバルメディアとしての成長を目指す東京都の方針に寄り添い、既存コンテンツの分析と同時に、外国人へのヒアリングを実施すると、課題解決のヒントが見えてきました。まず制作体制の整備に着手し、外国人ライターを数多くチームにアサインすることで、コンテンツの切り口そのものに外国人視点を盛り込むことに成功。さらに、取材対象者にも多くの外国人を起用しながら、外国メディアと同等の品質を実現しました。

要人や知識人に取材する新連載の立ち上げ

PV増加やファン層獲得という目標を達成するため、コンテンツの年間ラインアップを精査し、新たに連載企画を立案。国内に住む外国人の要人、ジャーナリストなど、影響力の大きい知識層へのインタビュー企画を立ち上げました。東京の魅力を発信すると同時に、東京への訪問・留学を促す際の一助となるコンテンツとして、留学生、東京にある外国人料理店のオーナーシェフを取材する企画も実施しました。

実施した結果

制作体制の再構築によって、メディア全体をワンランク上のレベルに引き上げることに成功しました。課題解決に向けてターゲットや目的を明確にしながら、複数の連載ラインアップをそろえ、それぞれの記事には過去記事への誘導リンクも設置。サイト内回遊を促し、PV増加、ファン層獲得に向けた記事制作を続けることで、年間の目標PVを達成しました。

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